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メールマガジンVol.10 (①「暮らし」と「生活」~「市会議員って何をしているのですか?」に対する応答~/②12月定例会が開会となりました~これで5回目の定例会となります~)

2017/12/03 00:00 活動アーカイブ

月に1回発行しているメールマガジンです。人口減少、経済の停滞という時代に政治に求められるのはいかに「対話」をしていくのかにあると考えています。ここでは、そのことを念頭におきながら、みなさんとともに「あーでもない、こーだよね」という合意形成をしていくために必要な情報を発信できればと考えています。ぜひ、お時間があるさいに目を通して頂ければ幸いです。


— 目 次 ————————————
[1] -「暮らし」と「生活」-
〜「市会議員って何をしているのですか?」に対する応答〜
・この記事は5分で読めます

[2]-12月定例会が開会となりました-
〜これで5回目の定例会となります〜
・この記事は3分で読めます

[3] -お知らせ-
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・この記事は30秒でよめます
———————————————–


[1] 「暮らし」と「生活」
〜「市会議員って何をしているのですか?」に対する応答〜

市議会議員となりたびたび聞かれる質問のひとつに「市会議員って何をしているの?」というものがあります。

即答すべきところですが、これを聞かれるたびに、どのように答えたらいいのだろうか。どのような答えを問うている方は求めているのかと逡巡してきました。

そこで、ときに「首長と議会は二元代表制であり、議会は云々」と説明してみたり、ときに「議会は議事機関であるので議員としては云々」と答えてみたりしていたのですが、それを聞かされた先方の顔がどうもすっきりとしないことが多々あり、なにより、答えている方が回りくどいのではないかと嘆息するばかりで、どうもこの手の質問に難儀をしてきました。

どうやったらうまく答えられるのか。

このことを折に触れて考えていたところ、ひとつの言葉が頭をよぎりました。市議会議員は「暮らし」を考える存在ではないか、と。

…おーなんだか詩的すぎである反面、当たり前じゃないかと半畳を入れたくなるところですが、これを思いついたとき、「なるほど」と思わず膝を叩いたわけで、そこでここはひとつ一席ぶつかと思い立った次第です。

そもそも「暮らし」とはどのように使用される言葉なのか。思いつくままに列挙してみると、「一人暮らし」「その日暮らし」といったどこかうら寂しい過ごし方を指す言葉であり、また「田舎暮らし」「都会暮らし」といったそれぞれの人生観に関わる意味にも使われている言葉です。煎じ詰めれば「生き方」を表現する言葉ではないでしょうか。

ただ、これでは主観的なイメージにすぎないので、こういうときは、その近くに位置する言葉と比較することでよりイメージがしやすくなるわけですが、「暮らし」に近いのは「生活」です。

「生活」というとどちらかというと即物的であり、着るもの、食べる、住む、という生きていくために必要な物資を指す意味に使われることが多い言葉です。

となると、「暮らし」は「生活」を含む概念だと言えそうです。

例えば、「暮らし」と「生活」は、ある種の「上位語-下位語」の関係を形成しています。すなわち、「生活」という名詞の意味は、「暮らし」という名詞の意味に含まれるものです。「生活」は、経済活動や衣食住などの習慣、手段など、日々の営みの具体的な側面に関して用いられます。一方、「暮らし」はこれに限らず、「生き方」などを含めたより広い意味を表します。
(ネットより引用)

ただ、これは後知恵みたいな感じもあり、じつを言うと、そもそもこれを思いついたのは以下の言葉に触発されたからです。

「政治とは何か。生活である」

昭和を代表する政治家であるかの田中角栄翁は政治とは何かと聞かれこう喝破したとされています。田中角栄翁は1918年(大正7年)に生まれ、終戦の年には27歳。そこから戦後、高度経済成長の時代に活躍した政治家であり、日本が貧しく、明日のご飯も食べることができないような状況のなかを駆け抜けてきた世代です。だからこそ、衣食住をなんとか行き渡らせ、そして、生活することを守り抜くことを考え抜いてきたからこそ、この力強い言葉が出てきたのでしょう。

もちろん、こんな偉大な政治家と比すのはおこがましいですが、やはり、高度経済成長を抜け、バブル崩壊後の世界に住まうわたしたちとしては、衣食住はもちろんのこと、個々人が抱える生きづらさ、不安、などの問題にも向き合って行かなければならない時代ではないでしょうか。換言すれば、生活だけではなく「暮らし」を考えていくのがいま政治に求められていることであり、また応えていかなければならないことではないでしょうか。そして、これは国政はもちろんのこと、もっとも身近である市政こそわたしたちの「暮らし」を支えています。

くどくど書いてきましたが、これからは「市議会議員って何をしているのですか?」の問いへは、はにかみながらですが「暮らし」に携わることです、そう応答できればといまは考えています。


[2]-12月定例会が開会となりました-
〜これで5回目の定例会となります〜

12月1日より12月定例会が開会となりました。

今回の議会には31議案が上程されています。

市長の提案説明から抜粋しながら主だったものを見ていくと、

□消防団員の処遇改善を図るため、費用弁償の上限額を引き上げる「岡崎市消防団条例」の一部改正

□藤田保健衛生大学岡崎医療センターの用地を取得し、その土地を10年間無償で藤田学園に貸し付ける「財産の取得」及び「財産の無償貸付け」議案

□東岡崎駅ペデストリアンデッキの築造工事及び(仮称)乙川人道橋の上部工事の契約を行う「工事請負契約」議案、都市計画道路若松線の用地を取得する「財産の取得」議案

などが上程されています。

また、上記に加え、昨今の行政の動きが併せて説明されるのですが、特筆すべきは以下2点かと。

ひとつめは、平成30年2月13日に供用開始が予定されている、額田センターの愛称が「こもれびかん」に決定しました。418名の方から664点の応募があり、先行の結果選ばれたとのことでした。複合的な機能をもった施設がいよいよ額田に完成します。

ふたつめは、(仮称)龍北総合運動場の優先交渉権者が決定し、平成32年7月の全面供用開始をめざし、必要な整備を進めていくということでした。こちらも着実な計画の実施が望まれている施設です。

本議会は12月21日までが会期となります。

スケジュールとしては、12月4日(月)〜6日(水)までは一般質問が続きます。そして、12日(火)、13日(水)は各常任委員会において上記の議案が審議をされ、最終日の21日(木)は本会議にて各派の討論が行われ表決という流れになります。

本会では一般質問には登壇しませんが、最終日の討論をさせていただく予定です。この1ヶ月さまざまな議論が続きますので、ぜひともご注目いただければ幸いです。


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