予算厳しくても前進!岡崎市のまちづくりとは?

今週の26日(水)から、岡崎市の3月定例会が始まります。

前回もお伝えしましたが、令和7年度は財政が厳しい状況です。

予算は1,536億円です。去年より9.5%増えています。しかし、人件費や福祉の費用が、市の収入よりも速いペースで増えています。そのため、財政を圧迫しています。

それでも、岡崎市のまちづくりは進んでいます。次の4つの大きな事業が計上されています。

① 東岡崎駅の整備

東岡崎駅に、新しい駅ビルができます。完成予定は令和11年度(2029年度)です。令和7年度は、今ある岡ビルを取り壊し、新しい駅ビルの設計を進めます。この工事には約17億円が使われます。駅周辺が便利になり、にぎわいも増えることが期待されます。

② 本宿のアウトレットを中心としたまちづくり

今年の秋、「(仮称)三井アウトレットパーク岡崎」がオープンします。多くの人が訪れることが予想されています。そのため、周辺の道路を整えます。道路の工事には約5億2,000万円、本宿駅周辺の整備には約4,700万円が計上されています。商業施設と公共の設備がそろい、より住みやすいまちになります。

③ 阿知波地区の工業団地開発

岡崎市の北部、阿知波地区に新しい工業団地ができます。完成予定は令和8年度末(2026年度末)です。さらに、高速道路のスマートインターチェンジ(ETC専用の出入口)も作られます。この工事には約54億円が計上されています。企業が増え、仕事が増えることが期待されます。市の経済も強くなるでしょう。

④ 南公園の整備

南公園では、リニューアル工事が進んでいます。完成予定は令和9年度(2027年度)の春です。テーマは「家族が笑顔になれる公園」です。来年度は約22億円を計上し、公園の遊具や広場を新しくします。市民が楽しめる場所として、良くなります。

これらの工事は、岡崎市の未来をつくる大切なものです。それぞれ時期は違いますが、完成後の変化が楽しみなものです。

まとめると、東岡崎駅の整備で交通が便利になります。本宿のアウトレットが開業すると、まちが活気づきます。阿知波地区の工業団地ができると、企業が増え、岡崎市の経済が豊かになります。南公園のリニューアルで、市民の憩いの場がもっと楽しくなります。

しかし、岡崎市の財政は厳しい状況です。計画を進めると同時に、お金の使い方を慎重に考えなければなりません。

3月定例会では、これらの予算について話し合います。工事の進め方や市民への影響を考えながら、より良い岡崎市を目指してまいります。

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