令和7年度 岡崎市の重点施策 ~市長提案説明をうけて~

令和7年3月定例会で、市長が提案説明をしました。

今年度の基本方針は、「『岡崎再生・夢ある新しい岡崎の実現へ』」です。市民が「『岡崎に住んで本当によかった、生まれてよかった』」と実感できるまちを目指すとの言葉がかたられました。

わたしなりにまとめると、5つの分野に重点を置くかんがえです。

教育・子育て支援、交通・インフラ整備、医療・福祉の充実、経済・観光振興、環境・防災対策です。これらの施策は、議会での審議をへて実施されます。市民にとりより良いかたちとなるよう、慎重に議論をすすめます。


教育・子育て支援の充実

岡崎市は、子どもが安心して学び、成長できる環境を整える方針です。

小中学校の給食費無償化について「『令和7年度は、4月分と12月分を無償化する』」と説明がありました。また、「『給食材料費の高騰による値上げ分も、交付金を活用し負担を据え置く』」との考えが示されました。

高校生の通院医療費については、「『持続可能な制度とするため、財源確保を検討し、令和8年4月の実現を目指す』」とされています。財源の確保策について慎重な議論が必要です。

また、教育のデジタル化については、「『1人1台のタブレット端末を段階的に更新し、電子黒板を全学年に導入する』」との方針です。

これが教育の質の向上につながるのか、費用対効果を見極める必要があります。


交通・インフラ整備

「『暮らしやすい都市を実現するため、交通やインフラの整備に注力する』」とされています。

阿知和地区工業団地造成は、「『令和8年度末の完成を目指す』」とのことです。南北アクセス道路を整備し、通勤時間帯の渋滞を緩和する計画です。しかし、地域住民への影響や進捗の管理が重要な課題となります。

また、「『東岡崎駅周辺の再開発として、橋上駅舎、自由通路、駅ビル、バスターミナルを整備する』」と説明がなされました。

財政負担や利便性向上の効果を慎重に検討する必要があります。


医療・福祉の強化

「『健康寿命の延伸や医療体制の強化を進める』」との方針が示されました。

岡崎市民病院では、「『手術支援ロボットを導入し、高度な医療を提供する』」計画です。導入後の運用や患者の負担軽減策について具体的な説明が求められます。

また、「『令和7年4月から、帯状疱疹ワクチンを定期接種とし、予防対策を強化する』」との提案もあります。市民が適切に接種を受けられるよう、周知が求められます。


まとめ

令和7年度の岡崎市の施策は、「『暮らしやすさと未来への投資を両立させる』」との方針です。しかし、財政の制約もある中、各施策が市民生活に与える影響を慎重に検討する必要があります。

いよいよ本日から3月定例会がはじまりました。

市民の声を反映し、岡崎市がより良い方向に進むよう、引き続き尽力してまいります。

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