岡崎市議会議員 小田たかゆき オフィシャルHP

webレポートvol.6 (①ICT教育の先進自治体を訪れて~荒川区では日常的にタブレットを使用していました~/②この本はおすすめで~す!~「縮小ニッポンの衝撃」/著者・NHKスペシャル取材班(2017)~

2017/08/01 00:00 議会報告

月に1回発行しているwebマガジンです。人口減少、経済の停滞という時代に政治に求められるのはいかに「対話」をしていくのかにあると考えています。ここでは、そのことを念頭におきながら、みなさんとともに「あーでもない、こーだよね」という合意形成をしていくために必要な情報を発信できればと考えています。ぜひ、お時間があるさいに目を通して頂ければ幸いです。
 
 
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岡崎市議会議員
小田たかゆき/webレポートvol.6
2017/08/01-
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— 目 次 ————————————
[1] -ICT教育の先進自治体を訪れて
~荒川区では日常的にタブレットを使用していました~
・この記事は3分で読めます
 
 
[2] この本はおすすめで~す!-
~「縮小ニッポンの衝撃」/著者・NHKスペシャル取材班(2017)~
・この記事は3分で読めます
 
 
[3] -お知らせ-
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・この記事は30秒でよめます
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[1]-ICT教育の先進自治体を訪れて
-荒川区では日常的にタブレットを使用していました-
 
 
行政視察にいってきました。
 
行政視察とは議員が他都市の先進事例を学ぶために他の自治体へ視察にいくことです。その事業に携わる当局の担当者や当事者の方に直接お話しを聞くことができ、現場の苦労や、制度の肝などを学ぶことができます。
 
さて、そのような行政視察に東京都は荒川区へタブレット端末を使用した先進的な授業をしている事例を研究するために訪れました。
 
荒川区では活用時における一人一台体制の確立ということで、小学校では1~2年生では4クラスに1セット、3~6年生では2クラスに1セット、そして中学校には一人一台を使用できる環境が整備されています。
 
加えて、各教室には電子黒板と呼ばれる大型のモニターが配備され、いつ、いかなるときも端末を接続しクラスで共有することが可能な体制が整えられていました。
 
視察当日はとある学校へお邪魔をさせて頂き、小学校2年生のクラスを視察しました。
 
国語の授業で端末を使用していたのですが、使用方法としては二人一組になり、教科書内にある物語のセリフ部分を相互に読み合い、それを端末で撮影をしたあと、自分たちの朗読している姿を確認し、感情表現ができているか、はっきりと聞き取りやすい声で伝えているかなどをチェックするというものでした。
 
生徒たちがあーでもない、こーでもないと話しあい、ときに笑いながら真剣に授業に取り組んでいる姿勢が印象的でした。
 
このような授業での使用方法のほかにも、体育の授業では走り方やプールでの泳ぎ方などを撮影しフォームをチェックしたり、また、パワーポイントを使用したプレゼンを行なっていたりと効果的にタブレット端末を使用した授業に取り組んでいるということもお聞きすることができました。
 
また、予算面ではイニシャルとして20億円程度をかけたこと、ランニングでは2億円程度が必要であること、タブレット端末は買取よりもリースの方が、後のメンテナンスやトラブルに対し効率がいいことなどを聞くことができました。
 
 
今回の視察で驚いたことは、どこまでも「手段」としてタブレット端末を授業に組み入れていることでした。
 
ICT教育と聞くと、なんだか仰々しいものを想像してしまい、ウェブ教材を駆使した授業をイメージしていたのですが、そうではなくて、日常的に端末を取り入れ、グループディスカッションや情報を共有する「手段」として使用しているということです。
 
これだと教員の側にも負担もなく比較的スムーズに取り入れることが可能になるのではないかと思います。
 
岡崎市の現場においてはまだまだなのが実態です。一人一台体制での授業が可能とは言っていますが、一校に対し40台しか備えがなく、荒川区のように「日常的」に使用するには程遠いのが現状です。
 
今回の経験を活かし、岡崎市のICT教育がどういう姿でありうるのか、今後しっかりと当局へ質していきたいと思います。
 
 
 
[2]この本はおすすめで~す!-
~「縮小ニッポンの衝撃」/著者・NHKスペシャル取材班(2017)~
 
人口減少社会における自治体の姿はどういうものなのか。その現実を取材して纏めたのがこの本です。
 

「縮小ニッポンの衝撃

」/著者・NHKスペシャル取材班(2017)

 

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急激な人口減少ということを思うとき、いつも脳裏をかすめるのはわたしの妻の実家のことです。彼女は兵庫県香住町という日本海側の漁村の出身です。西は鳥取市、東は豊岡市の中間に位置する町ですが、香住カニやのどぐろなど新鮮な魚介類が豊富に獲れるところで、帰省するたびに舌鼓を打つ料理を堪能することができます。
 
しかし、人口15,000人程度のこの町は急激な人口減少、高齢化に見舞われ、消滅可能性都市にも指定される状況になっています。
 
義理の父が酒を飲み交わすたびにふと呟く、町の行く末を憂う思いを聞くとき、なんとも言えない気持ちになります。
 
愛知県やここ岡崎市に暮らしているとどことなく対岸の火事のような気がして、自治体が破綻する、消滅するという危機感は持ちづらいのですが(私も妻と実家を訪れる前はそうでした…)、ただ、すこし周りを見渡せばそのような状況にある市町村に関係する知人、縁類がいるのではないかと思います。
 
で、この本は人口減少に喘ぐ自治体を中心に取材をしたものを纏めたものです。
 
ざっと目次を眺めていくと、財政破綻をした夕張市、人口減少の「最先端」と呼ばれる島根県は雲南市、集落を畳むことに逡巡する京都府の京丹後市、そして、東京郊外である神奈川県、横須賀市などの事例が取り上げられています。
 
それぞれ置かれた状況や構造上の違いはあれど、人口減少の局面において、減少する歳入に苦しみ行政サービスを維持していくことも困難ななか、それでも暮らしを営んでいかなければならない住民の姿を、さまざまな立場の方を取材しながら丁寧に描いています。
 
岡崎市も2045年には他市から流入してくる人口の減少により、人口減少するという推計が出されています。
 
また、市全体の動向とは別に、東部や北部ではどこかのタイミングでそ集落の存廃を巡り決断をしなければならない場所も出てくるかもしれません。

集落の存廃は行政サービスの低下などの金銭的な問題よりもむしろ、地縁血縁関係の分断、墓地の継承といわゆる故郷の喪失こそがもっとも傷みを伴う部分ではないでしょうか。
 
わたしたちの暮らす町とはなにか、自治体とはどういう存在なのか、そして財政破綻を迎えると町はどうなるのか。そのような疑問の一端を垣間見ることができる本書。おすすめです。
 
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