岡崎市議会議員 小田たかゆき オフィシャルHP

【討論】9月議会

2017/09/29 00:00 議会報告

平成29年9月 定例会 – 09月29日

H29.09議会議案概要.pdf

◆12番(小田高之) 

それでは、9月定例会に上程されました73号議案外全議案に対しまして、チャレンジ岡崎・無所属の会、賛成の立場から討論をさせていただきます。 

まず、第73号議案外岡崎市母子生活支援施設の民営化についてでございます。  

本件は、岡崎市母子生活支援施設の民営化を進めるため、今まで指定管理を担っていた事業者に対し、財産譲与、土地無償貸し付けをすることで運営を任せ、利用者に対し継続的な支援を可能にするための議案だと理解をいたしました。 これまでは、市と指定管理者の契約を5年に1度見直す必要があり、担い手が入れかわる可能性を含意しておりましたが、これは利用者から見ますと、安定的な人間関係を毀損するなどのデメリットを有する面があったと推察をされます。  

今回の民営化では、事業リスクは伴うものの、利用者に対し担い手の継続的な支援が期待できること、また加えて、財産の無償貸し付けにより市と事業者が定期的に協議をする場が担保されているところは、評価するところでございます。  

引き続いて、第75号議案「財産の譲与について(岡崎市農村婦人の家)」外一つの議案についてでございます。  

岡崎市農村婦人の家の設置目的が役割を終えたことによる条例廃止、及び財産譲与であると理解をいたしました。今後は地元自治会である牧平自治会が公民館として管理、運用をされていくとのことでございます。当自治会の方々への説明を細かく行い、きめ細やかな引き継ぎを心がけてきたとのことでございました。地元の方に今以上に愛される施設となることを期待しております。  

第76号議案「工事請負の契約について((仮称)乙川人道橋橋りょう下部工事その2)」についてでございます。  

大過なく予定どおり工事が進むことをお願いしておきます。  

第77号議案「工事請負の契約について」でございます。  

こちらは、JR岡崎駅シビックコア地区のペデストリアンデッキの工事請負契約についてでございます。一般競争入札にもかかわらず、1者しか入札業者がなかったことについては、鉄道事業者との関連により厳しい参加資格であったことが一因であることを理解しております。今後は工事を進めるに当たり、安全面からの考慮はもちろんのこと、工事期間中における有料駐輪場とJR岡崎駅への動線の確保を一層配慮していただけるようお願いをしておきます。  

第79号議案「岡崎市額田センター条例の制定について」でございます。  

本条例は、市民の文化及び教養の向上を図るとともに、市民の交流の場とすることを目的とする額田センターの設置、管理並びに使用料に関し、必要な事項を定めるものでございます。ぬかた会館の稼働率は20%前後でございますが、額田センターの稼働率は30%以上を目標にするという意気込みを、さきの委員会でお伺いをしました。地域住民の方にとり、真の集いの場となることを期待しております。  

第80号議案「岡崎市立図書館条例の一部改正について」でございます。  今回の条例改正では、額田センターの開設に伴い、同センター内に図書館が移転されるため、図書館の位置、開館時間及び休館日を改めるものです。特筆すべきは、地域住民のニーズが高い開館時間の延長でございます。これにより、仕事帰りの方や学生の方にも利用しやすくなり、さらなる利用者の増加につながることを期待しております。  

続きまして、第85号議案「平成29年度岡崎市一般会計補正予算(第3号)」について、款を追って意見を申し上げます。  

2款2項12目(仮)額田センター建設費についてです。  今回の補正は、インターネットを使い同センターの申請手続を行うための通信環境を整備するための増額補正だと理解をいたしました。パソコンの不得意な方々のためにも、これからも書面での申請手続を存続させることをお願いしておきます。  

2款4項1目戸籍住民基本台帳費の財源更生についてでございます。  住民記録システムの補助金は、経費777万6,000円に対し612万円の交付しかなく、当初予算の10分の10ではなく10分の8が補助対象となっております。国に対して、番号制度の整備に関する補助については、人口割、頭割りで行わず、10分の10の全額交付をするよう要望をお願いしておきます。  

3款1項1目、社会的困窮者支援事業についてです。  現時点で当初の見込みを上回る執行率ゆえに、増額補正であると理解いたしました。平成29年度からの事業であり、利用人数や平均利用泊数の経年変化を聞く限り、規則性が見出しづらいことも理解をしたところでございます。加えて、県内で当事業を実施している自治体は37市中10市である現状を考えますと、利用者の増加理由の遠因ではないかとも思いますが、ぜひ、継続的に当事業を実施していただければと思います。  

8款5項1目、バス路線対策業務についてございます。  まちバスの路線に、東岡崎駅を経由する路線を増設するための増額補正であると理解いたしました。住民の要望がある中で、バス事業者との関係を維持しつつ、競合路線に乗り入れることには大変な御尽力があったと推察するところでございます。今後とも、民業の圧迫を回避しつつ、事業者、住民、そして行政がいい関係を築きながら、さらなる利便性の向上に御尽力をいただけるようお願いをしておきます。  

同じく8款5項1目、愛知環状鉄道設備整備補助業務についてでございます。  愛知環状鉄道の改札でICカードが利用できるようにするための増額補正であると理解をいたしました。IC化による利便性の向上により、愛知県下の公共交通の沿線にさまざまな経済的効果をもたらすことが期待されるところでございます。今後、ぜひとも周知にもなお一層の御尽力をいただければ幸いでございます。  

続いて、継続費の8款5項、東岡崎駅周辺地区ペデストリアンデッキ整備事業の増額補正でございます。  ペデストリアンデッキは、車、歩行者、自転車など各種異なる交通手段を立体的に交差させることにより、安全性を担保することはもちろん、歩いて楽しい場所をつくり、加えて、何げなく立ちどまる滞留空間を建ち上げることで、駅前の風景が変化する端緒になると期待をしているところでございます。しかしながら、デッキ下部の空間が日中でも暗く、いわゆるデッドスペースになる事例もあると聞いておりますので、その観点からの動線計画、また空間使用を考慮していただけるようお願いをしておきます。  

同じく継続費8款5項、乙川河川緑地人道橋整備事業についてでございます。  こちらは、(仮称)人道橋の照明設備費用のための増額補正であると聞いております。単純なヒューマンエラーかどうかはさておきまして、照明が必要であるということは理解をするところでございますので、賛成といたします。  

また、さきの経済建設委員会におきまして我が会派の質疑が討論の俎上に上りました。内容といたしましては、議員や議会を通してではなく、直接生の声を聞いていただき危機感を覚えていただきたいとの発言を受けまして、それが議員の存在価値を否定する発言であるとの趣旨の討論でございました。  

この発言の前後を理解しないまま、軽々に議会軽視であるという結論を得るには難しいとは思いますが、ただ一点、私たちが皆様にお伝えしたいことは、私たちも議会基本条例を遵守していく気持ちはもちろん皆さんと一緒であると思っておりますし、また第7条にあります、議員は、議会が言論の府であることを認識し、積極的な発言、議論等を行うものとするとされる第7条、この条例に基づいて、これからも積極的な発言をしていくとともに、執行部に対してしっかりとした監視機能を果たしていくべく、これからも市民の負託に応えつつ尽力してまいりたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。  

大層なことを申し上げましたが、以上をもちまして、チャレンジ岡崎・無所属の会の全議案賛成からの討論とさせていただきます。ありがとうございました。   (12番 小田高之 降壇)