令和6年度(2024年度)の岡崎市の決算が発表されました。今回は、みなさんにもわかりやすく、この内容を紹介します。
まず、岡崎市の一般会計(いろいろな事業に使われるお金)では、1年間で入ってきたお金は1578億円、出ていったお金は1485億円でした。全体では黒字、つまりお金が残った形になりました。でも、ちょっとややこしいですが、1年だけの動きを見る「実質単年度収支」では41億円の赤字となりました。
なぜ赤字が出ても事業を続けられたのか。それは、これまでにためてきた「財政調整基金(いざというときのための貯金)」を使ったからです。ただこの貯金は3年続けて減っています。さらに、とうとう100億円を下回ってしまいました。これからのまちづくりのためには、使った分を早めに取り戻す必要があります。
この財政調整基金の残高については150億円ほどが適正であると思います。そうであるとすれば、かなり厳しい状況にあるといえます。今後、数年かけ、適正な水準にもっていくことが求められると思います。
岡崎市の借金にあたる「市債」は少しだけ減りました。令和6年度末の市債残高は524億円で、前の年より7億円少なくなっています。また、市民が払う税金「市税」は約709億円でした。これは全体の収入の45%をしめています。ただし、定額減税の影響で2億円ほど前の年より減りました。
出ていったお金の中で一番多かったのは「民生費」という、福祉や子育てなどに使うお金で、全体の40%をしめる595億円です。次に多かったのは道路や建物などに使う「土木費」(211億円)、学校などに使う「教育費」(189億円)でした。
令和6年度(2024年度)お金を使った具体的な例としては、次のようなものがあります。
- 小中学校の校舎の改修:24億円
- 西部学校給食センターの整備:32億円
- 南公園の整備:10億円
- 予防接種:20億円
- スマートインターチェンジの整備:8億円
- 農業の応援プロジェクト:4億円
こうした使い道から、岡崎市が子どもや高齢者、地域の安心安全に力を入れていることがわかります。
また、特別会計では、全体として約8億円の黒字でした。
病院事業では、入院は増えましたが、コロナの影響で外来患者は減りました。全体では約8億円の赤字となりました。一方、水道や下水道は黒字でした。
まとめると、岡崎市は必要なサービスを提供していますが、使ったお金の一部を貯金でまかなっている状態です。これからは、計画的に貯金を増やしていくことが大切です。私たち議会もしっかりと市の使い方を見守り、持続可能なまちづくりを進めていきます。
決算の詳細については9月の議会で議論がおこなわれます。自治体の決算は翌年度の予算が発表されてから半年後に公表されます。なので、なかなか決算→予算と繋げて議論していくことが難しいところもあります。とはいえ、しっかりと議論をおこない、次へと繋げていきたいと思います。
岡崎市は投資を考えないのですか?日本の政府も投資をして、国民にも勧めています。岡崎市の考えを教えてください。